Hello to Friends

 


photo by on the board
 はじめまして。天野杉です。皆、KEEP SURFINGしてる?
 俺はプロサーファー、そしてグラフィックデザイナーとして日々活
 動しています。サーフィンと絵を描くことは、だいぶ違うジャンル
 だと思う人もいるだろうけど、俺にとったらこの2つはすごく近い
 感覚でとても大切、俺が生きて、感じているすべてのものの中で
 一番素晴らしい瞬間です。

 サーフィンする機会に出会えた事を本当に幸運だと思っているよ。
 それに、サーファーという変わり者の人種に生まれ変っちゃった
 こともね。
 サーフィンは単なる「スポーツ」なんて説明でカバーできるものじゃ
 なくて、すごく稀で、価値の大きい衝撃的な経験。それはライディ
 ングだけが最終的な目標ではなく、砂の上を歩いたり、アウトに
 でたり、水と戯れたり・・・俺的には海に浮いていること自体がと
 ても自分の心に働きかけてくれているように感じるから。
 
 薄暗いうちからパドルアウトしたり、寒い時、波が小さい時、オン
 ショアガンガンの時でも海にいるのは上手くなりたい為じゃなくて、
 そこに居るのが好きだからなんだ。フラットの日でも砂浜のどこ
 かや、海を感じる場所にだいたい居るかな。海から見える景色・・
 空や夕焼け、山、鳥、雲などを、四季の違いを肌で感じながら見
 ることに幸せを感じる。

「そんな風に感じる様になるまでには沢山の経験やワイプアウトがあったんでしょうね?」と、よくサーフ雑誌の
インタビューで聞かれるけど、俺はサーフィン始めた子供の頃から海が大好きだった。初めてパドルした時、
水に落ちた時、すべてが楽しかったんだと思う。下手クソなのにニコニコして浜を歩いた。


好きなサーフィンのスタイルは、常に深いボトムとカービング、大きなラインのカットバックと、チューブ。




今、お気に入りのボードは
5’11”エンゼル・フィッシュ/カスタム・ツインフィン
6’2” ミニチュア・ダックス/スティンガーフィッシュ
6’3” バンプ・スカッシュ/G5トライフィン
7’4” コーラル・ガン/G5トライフィン
9’0” スギモデル・ハイパフォーマンス/ニアスエクスプレス
9’1” スギモデル・スタビ/GX/レインボー7.5カッタウェイ
9’2” スギモデル・スタビ/G1000/FU8.5

              
    

    

全て平野太郎(兄)シェイプの TRUE SURFBOARD。もちろん全部がハンドシェイプ。毎日ボードは進化
しているから、昨日俺用に上がった板より今日誰か用にアップしたボードの方が更に改良されてるってことに
なる。

皆さんもボードを購入するなら、熟練のシェーパー (ホームポイントをはじめ色々な波を熟知した経験を積んだシェーパー) がいるプロショップをお薦めします。

最近は、マシンシェイプのボードが市場に増えているけれど、波も、それに乗る人も各々。
サーフィンのスタイルはサーフボードによる影響が大きいから、個性を重視し、自分に合ったボードに出会うことが大切。自分がどんなサーフィンをしたいか、自分のライディングにどんな悩みがあるかなども含めて、板についての相談や疑問を聞ける信頼できるシェーパー、ボードビルダーでありクラフトマン、サーフボードを自ら製造している人達に板を創ってもらうのがベストだと思う。
そしてその人達に、その人達が創った板に乗っている自分のライディングを見てもらえるなんて、すごい事。

クラフトマン達と一緒にサーフィンする事は、サーフィンに対する気持ちを共有しながら、自分に合ったサーフ
ボードを作ってもらう為にとても大切な事だと思う。


あと、サーフィンというものに、道具にこだわらず多様な接し方をすると、更に楽しくなるって最近気がついた。
板の長さやボードのタイプが変わると、自分自身の大きさが変ったみたいで楽しいし、そのお陰で、色々な形
で海と接してる人達のそれぞれの立場なども少し考えるようになった。

でも俺よりもっと前からサーフィンしてるカッコイイ人達が周りにいて、まだまだその人達や海から教わることが多く、有難い。


まだ七里と峰に5人ずつくらいしかサーファーがいなくて、コジキは東京ポイントって言われてバカにされていた
頃、誰もいないげんこつや鎌高前まで歩いて行ってた。今はどのリーフにも名前がついていて、混み合ってるね。
人各々の感覚には口出しはしたくないし、どんなであれサーフィンが楽しければそれで良いと思う。ただ、海に
入っている時は、その場所や周りの人達のサーフィンを尊重することが大切。長い板やテイクオフが速い板で
自分だけセット乗りマクって、サーフィン最高っ とか、乗ろうとしてパドル始めてる人の奥に入って、自分の波
だと勘違いしてるとかいうのは、1から勉強し直し!って感じ。あと、人に怪我をさせないように、皆が安全にサー
フィンできるように常にすごく気を遣うべきだと思う。どんな時でも無理は禁物。

 下手でも何でもいいから、本当に海が好きでサーフィンを大事に思う、そんな変り者しかいない日の沖で
お会いできたらいいですね!  

 最後に・・・ずっと最高の板を削ってくれてる天才サーファー太郎とサーフィンキチガイ彩子に感謝を込めて。

                                                           
by Sugi